無担保のおまとめローンが人気な理由とその実態は?

日本経済は、バブル崩壊後から長い期間にわたり、経済情勢が不安な状態を繰り返しています。
直近では、リーマンショックや東日本大震災といった問題が生じ、経済情勢は混沌としていたものの最近は株価が回復傾向にあり、各企業は賃金のベースアップも行っています。

 

しかし、これまでの間に家計を圧迫した負債は多く、住宅ローンやマイカーローンならまだしも教育資金を消費者金融系カードローンやクレジットカード会社のキャッシング枠で補填していた場合、毎月の返済に苦しむ状態にあります。
これらの消費者ニーズに対し、多くの金融機関や消費者金融は無担保型のおまとめローンを展開し、数多くの契約獲得を行っています。

 

無担保型のおまとめローンの魅力は、やはり住宅や自動車を担保にしないで済むといったことや保証人が不要といった部分にあります。
確かに無担保型のおまとめローンは、毎月の返済を軽減できる可能性はあります。

 

しかし、一度支払い遅延が続いた場合には一括請求といった自体が生じ、実質的には財産を売却して補填することとなります。
また、自己破産や任意整理の場合でも所有権が債権者にある場合は、差し押さえ対象となります。

 

実質的には、無担保ローンでも場合によっては有担保と変わりないといったことが実体です。
支払いが出来ないまたは一定の財産がある場合は、それらを処分して返済するのが当たり前であり、有担保および無担保は関係ないということになります。

 

住宅ローン契約で金利が低くなるおまとめローンの実体は?実は有担保!

近年は、銀行もおまとめローンを提供することが多くなっています。
そもそも、消費者金融系カードローンの場合は貸金業法に定められる総量規制により、年収の1/3以下の借り入れしか出来ません。

 

おまとめローンの対象となり易いのが基本的に、クレジットカードのショッピング枠や消費者金融系のカードローンです。
そのため、総量規制対象外の銀行系カードローンが人気となります。

 

また、銀行系カードローンでも無担保の商材が多く、万が一の際は保証会社が支払うということになっています。
実際には、これらの無担保ローンは銀行が金利に保証金を上乗せしているのが実体です。

 

この点を考えれば、無担保ではなく利用者自体が保証金を支払って借り入れを行っていることとなります。
さらに、銀行系のおまとめローンには住宅ローンを契約している場合や給与口座に使用している場合に金利が低くなるといった商材があります。

 

一見すると安心出来るローンと思いますが、実質的には住宅自体が既に担保となっているという認識が必要です。
また、給与口座に利用しているということは給与の差し押さえが可能であり、貯蓄や定期預金ですら担保となってしまいます。
最悪の場合は、銀行口座自体が凍結されてしまう可能性があるため、実質的には有担保と言える状態です。