「危険物取扱者の通信講座の選び方がわからない」
「おすすめの通信講座はどれか知りたい」
技術系の仕事をしている人にとってキャリアアップが狙えることで人気の国家資格である危険物取扱者。
しかし、難易度の低い丙種ならともかく、ニーズの高い乙種4類や甲種となると難易度が高くなってきますので合格するのはなかなかハードルが高いです。
そこでおすすめなのが危険物取扱者通信講座です。
通信講座なら安い受講料で質の高い勉強をすることが可能で、危険物取扱者試験の合格にグッと近づきます。
本記事では様々ある危険物取扱者通信講座を比較調査し、本当におすすめできる危険物取扱者通信講座を紹介します。
危険物取扱者第4類乙種のおすすめ通信講座
まずは危険物取扱者第4類乙種(乙4)向けのおすすめ通信講座を紹介していきます。
講座選びのポイント・基準
講座選びの基準は人それぞれ異なりますが、基本的には「教材の充実度」と「質問などのサポート体制」を見るのがおすすめです。

特に教材は自分の知識レベルに見合う内容かが超重要です。
受講料が安い講座の場合はある程度の予備知識がある前提だったりします。
そのため別途参考書などで勉強する必要があり、結局高くついたり時間がかかったりします。
本記事では「教材の充実度」と「質問などのサポート体制」以外にもさらに3つの項目を追加し、合計5つの視点から講座を評価しています。
各項目を5点満点で評価し、その平均値を比較して順位付けしました。
- 教材の充実度
テキスト、動画などの有無をチェック! - サポート体制の充実度
模擬試験の有無や質問制度などをチェック! - 受講料の安さ
受講料や最新の割引キャンペーンなどもチェック! - 講座の信頼性
運営会社の歴史、実績、他の資格での実績、講師の質、みんなの口コミと評判をチェック! - キャンペーンの充実度
合格特典の有無をチェック!最終的な受講料に効いてきますよ!
危険物取扱者第4類乙種講座の比較表
ユーキャン | SAT | スタディング | たのまな | フォーサイト | |
---|---|---|---|---|---|
講座 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
コース名 | 危険物取扱者(乙四、丙種)講座 | 危険物取扱者講座 乙種四類 | 乙種4類合格コース | 危険物取扱者合格講座乙種第4類 | 危険物取扱者乙種4類通信講座 |
受講料 | 39,000円 | eラーニング講座のみ:8,580円 DVD講座のみ:10,780円 eラーニング+DVD講座:21,780円 | 5,940円 | 15,400円 | 10,800円 |
キャンペーン その他お得情報 | 教育訓練給付制度対象講座 | 教育訓練給付制度対象講座 ※eラーニング+DVD講座のみ 30日間返金保証付き 試験不合格時のサポート期間延長制度 | 無料体験あり 合格特典:Amazonギフト券1,000円 | – | 無料体験あり 合格特典: Amazonギフト券1,000円 |
教材内容 | メインテキスト3冊 ビギナーズぶつりかがく ゴロおぼえ手帳 ガイドブック 添削関係書類 デジタル学習サイト 模擬試験 | 講座ガイダンス テキスト①(106ページ) テキスト②(92ページ) 練習問題(104ページ) 模擬問題(42ページ) 基礎講座動画(約10時間) ※eラーニング講座もDVD講座も内容は同じ | セミナー1回 基本講座(動画約8時間) ・化学 6講座 ・物理 6講座 ・危険物の性質 9講座 ・法令 1講座 WEBテキスト スマート問題集21回(140問) 法令暗記ツール34回 模擬試験10回(350問) | 主テキスト2冊 (上巻「実務編」、下巻「法令編」) 学習ガイド+模擬問題集 レポート課題集 | 学習教材 ・テキスト3冊 ・問題集3冊 ・模擬試験(1回) eラーニング ManaBun 講義動画 講義音声 デジタルテキスト 確認テスト 用語集 スケジュール 資料・副教材 受講ガイド 合格必勝編(PDF) 戦略立案編(PDF) |
サポート体制 | メールや郵便による質問制度あり 添削指導あり 試験情報の提供あり(例:法改正時など) | 質問制度あり 確認問題あり | 学習Q&Aサービスによる質問制度あり 勉強仲間機能(いわゆるSNS) | レポート:4回 | 質問箱補足 無料メール質問 3回 |
※最新の情報は上記表から変更されている場合があります。必ず各講座のWEBサイトで最新版をご確認ください。
ユーキャンの第4類乙種危険物取扱者講座

ユーキャンの基本情報
講座名 | 危険物取扱者(乙四、丙種)講座 |
受講料 | 39,000円 |
キャンペーン その他お得情報 | 教育訓練給付制度対象講座 |
教材の内容 | メインテキスト3冊 ビギナーズぶつりかがく ゴロおぼえ手帳 ガイドブック 添削関係書類 デジタル学習サイト 模擬試験 |
サポート体制 | メールや郵便による質問制度あり 添削指導あり 試験情報の提供あり(例:法改正時など) |
講座の信頼性 | 開講から30年以上の豊富な実績 大手の講座ということも安心感あり |
ユーキャンの特徴
ユーキャンは多くの通信教育講座を取り扱っている有名企業です。
ユーキャンの名前を使いだしたのは2002年と20年ほど前ですが、前身まで辿ると1947年から活動を行っている歴史のある講座です。
テレビCMなども打ち出しており、「チャレンジユーキャン!」「生涯学習のユーキャン」というフレーズは耳なじみがあるという方も多いでしょう。
ユーキャンのメリット
昔からある危険物取扱者講座ということもあり、教材などの講座内容は非常に良く仕上がっています。
知識ゼロの受験生でも対応できるよう、メインテキストは物理と化学の基礎からスタートします。
それでありながら無駄に覚えること多いということもなく、出題頻度が高いポイントに的を絞って教材が構成されているので効率よく勉強することが出来ます。
また、物理と化学が苦手という方でも対応できるよう、副教材として「ビギナーズぶつりかがく」や「ゴロおぼえ手帳」も用意されています。
どんな方でも効率よく勉強を進めることができる講座内容になっています。
更に、一般教育訓練給付制度の対象講座となっているので受講料の最大20%がハローワークから支給されます。これにより実質負担額は31,200円とかなり安くなります。
ユーキャンのデメリット
一方、他の講座と比較して受講料が高めな点には注意が必要です。
他の講座が10,000円~15,000円程度なのに対してユーキャンは実質31,200円と倍近い価格設定となっています。
ただ、他の講座はユーキャンほど知識ゼロからでもわかりやすく勉強できるかと言ったらそこまでではありません。「講座の内容が難しかった、結局参考書を追加で購入して基礎を勉強する羽目になった」というケースも人によってはあると思います。
更には、乙種危険物取扱者の受験料は4,600円です。交通費や食事代、場合によっては宿泊費も考えると更に費用が掛かります。
試験に落ちてしまうとその分受験料などが倍掛かってしまいますので、そうなるくらいなら最初からこのくらいの受講料を出すというのも一つの手です。
ユーキャンがおすすめな人
「国家資格に初めてチャレンジする」「勉強が苦手でどう勉強すればよいかわからない」という方におすすめの通信講座です。
メリット | デメリット |
---|---|
講座内容が充実している 知識ゼロからでも効率良く勉強できる 教育訓練給付金がもらえる | 受講料が高い 自分で勉強を進める必要がある |

ユーキャンは万人におすすめ出来る通信講座内容になっており、まず最初に受講を検討したい通信講座です。
受講料が若干高いのがネックですが、教育訓練給付制度を活用すれば最大20%受講料が戻ってきます。知識ゼロでも勉強できるのが魅力的なおすすめの通信講座です。
SATの第4類乙種危険物取扱者講座

SATの基本情報
講座名 | 危険物取扱者講座 乙種四類 |
受講料 | eラーニング講座のみ:8,580円 DVD講座のみ:10,780円 eラーニング+DVD講座:21,780円 |
キャンペーン その他お得情報 | 教育訓練給付制度対象講座 ※eラーニング+DVD講座のみ 30日間返金保証付き 試験不合格時のサポート期間延長制度 |
教材の内容 | 講座ガイダンス テキスト①(106ページ) テキスト②(92ページ) 練習問題(104ページ) 模擬問題(42ページ) 基礎講座動画(約10時間) ※eラーニング講座もDVD講座も内容は同じ |
サポート体制 | 質問制度あり 確認問題あり |
講座の信頼性 | 現場系・技術系特化であることの安心感 |
SATの特徴
SATはオンラインを活用した通信講座です。
SAT株式会社の会社設立は2013年と比較的新しい会社です。
SATは現場系・技術系資格の資格に特化していることが特徴的な通信講座です。
危険物取扱者以外に取り扱っている資格として代表的なものは以下の通りです。
- 建築士
- 技術士
- 電気主任技術者
ユーキャンやスタディングは司法試験や中小企業診断士など工業系以外にも様々な資格講座を取り扱っていますが、SATは技術者向けの資格に絞っているのが特徴です。
SATのメリット
SATもユーキャンと同様、知識ゼロから勉強できるように考えられた講座内容です。
教材の内容も豊富で、十分勉強を進めることが出来るボリュームになっています。
ただ、体験動画を見る限り技術系に特化しているせいか「これくらいなら分かるだろう」というハードルがユーキャンよりも若干高いような気がします。
「物理や化学が本当に苦手でどうしようもない」という方は注意が必要かもしれません。
※個人の感想です。
逆に、「普段技術をかじっているので物理や化学も苦手意識はそんなにない」という方にはSATは非常におすすめです。
特に、eラーニング講座のみなら8,580円と1万円を切る格安価格で受講できます。
教材が充実しているeラーニング+DVD講座を選んだとしても教育訓練給付制度の対象講座ですから最大20%受講料がハローワークから戻ってきます。
この点は本当に強みです。
SATのデメリット
SATはオンラインを活用した通信講座であるという都合上、教材を十分活用するためにはオンライン環境が必要になります。
インターネット環境とパソコンもしくはスマホが必要ですから、これらの操作が苦手だという方にはつらいかもしれません。
また、通信講座ですので自分でモチベーションを管理して自分で勉強を進めるという点もデメリットではあります。
とはいえ、今のご時世ではインターネットやパソコン・スマホはほぼ必需品ですし、受講のために特に特別な操作が必要なわけでもありません。
自分で勉強を進める必要がある点も、逆に言えば「決められた日に授業を受けに行く」という必要がありませんので自分のペースで好きな時間に勉強できるという強みでもあります。
これらについては、割と簡単にクリアできるデメリットかなと考えます。
SATがおすすめな人
「危険物の知識はないが物理や化学にそこまで苦手意識はない」「オンライン上での勉強でも問題ない」という方におすすめの通信講座です。
メリット | デメリット |
---|---|
講座内容が充実している eラーニング講座のみなら受講料が安い 教育訓練給付金がもらえる | 物理や化学が苦手な場合はハードル高いかも オンライン環境、PC、スマホが必要である 自分で勉強を進める必要がある |

SATは技術系の仕事をしている方におすすめ出来る通信講座です。ユーキャンと同じく、優先して受講を検討したい講座です。
若干頭が理系っぽくないといけないのがネックですが、その分非常に安い費用で受講できますし、更に教育訓練給付制度も活用できます。技術者におすすめの通信講座です。
スタディングの第4類乙種危険物取扱者講座

スタディングの基本情報
講座名 | 乙種4類合格コース |
受講料 | 5,940円 |
キャンペーン その他お得情報 | 無料体験あり 合格特典Amazonギフト券1,000円 |
教材の内容 | セミナー1回 基本講座(動画約8時間) ・化学 6講座 ・物理 6講座 ・危険物の性質 9講座 ・法令 1講座 WEBテキスト スマート問題集21回(140問) 法令暗記ツール34回 模擬試験10回(350問) |
サポート体制 | 学習Q&Aサービスによる質問制度あり 勉強仲間機能(いわゆるSNS) |
講座の信頼性 | 2020年マザーズ上場企業 |
スタディングの特徴
スタディングもSATと同じく、オンラインを活用した通信講座です。
スタディングの運営会社であるKIYOラーニング株式会社の会社設立は2010年と比較的新しい会社です。
スタディングの教材はオンラインで完結していることが特徴です。
教室を使って対面で授業はもちろん行っておらず、テキストや質問制度もすべてWEB上で完結させています。
これにより大幅に運営費を削減しており、講座の品質が高いのに受講料は安いという圧倒的なコストパフォーマンスを実現しています。
スタディングのメリット
スタディングの最大の特徴は受講料の圧倒的安さです。
ベースとなる受講料は5,940円と非常に安く、更に10%OFFクーポンもあるので更に安くなります。
更に更に合格特典としてアマゾンギフト券1,000円分がもらえるので、実質受講料は4000円代と参考書を買うのとほとんど変わらないくらいです。
他社が10,000円~15,000円の受講料である中、この価格は非常に魅力的と言えるでしょう。
スタディングのデメリット
スタディングはサポート体制については貧弱かなと思います。
一応「学習Q&Aサービス」という質問制度がありますが、質問回数は3回までと制限があります。
とはいえ、この「学習Q&Aサービス」では自分の質問に対して回答がくるだけでなく、他の受講生が質問した回答も見ることが出来ます。
実際には3回までの質問で事足りるケースが多いかと思います。
また、3回質問しきってしまったとしても追加で質問回数を購入することも可能です。
※1回1000円くらい。
スタディングがおすすめな人
「安い受講料で勉強したい」「オンライン上での勉強でも問題ない」という方におすすめの通信講座です。
メリット | デメリット |
---|---|
講座内容が充実している 受講料が安い 合格特典でアマゾンギフト券がもらえる | 質問は3回までとサポート体制は弱い オンライン環境、PC、スマホが必要である 自分で勉強を進める必要がある |

スタディングは格安な受講料で勉強したいという方におすすめ出来る通信講座です。他社と比較して受講料の安さは圧倒的です。
講師からの直接的なサポート体制が弱いのがネックですが、その分非常に安い費用で受講できます。無料体験もありますし、とりあえず試してみたいという方にもおすすめの通信講座です。
たのまなの第4類乙種危険物取扱者講座

たのまなの基本情報
講座名 | 危険物取扱者合格講座乙種第4類 |
受講料 | 15,400円 |
キャンペーン その他お得情報 | 特になし |
教材の内容 | 主テキスト2冊 (上巻「実務編」、下巻「法令編」) 学習ガイド+模擬問題集 レポート課題集 |
サポート体制 | レポート課題4回提出 |
講座の信頼性 | 教育関係の事業が得意なヒューマンアカデミーが運営 JTEXと提携した講座である |
たのまなの特徴
たのまなは多くの教育事業を取り扱うヒューマンアカデミーのサービスです。
ヒューマンアカデミーは教育系事業を扱っている企業です。
会社設立が2010年と比較的最近できた会社ですが、東京、名古屋、静岡などで専門学校を運営しており、なんとなく聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
たのまなのメリット
この講座は職業訓練法人日本技能教育開発センター(JTEX)と提携して開発した講座になっています。
JTEXはものづくりなどの技術系資格に特化した通信講座で、危険物取扱者試験などはまさに得意範囲であると言えます。
本講座の開発者であるJTEX職員の方も実際に「甲種危険物取扱者」を取得している方で、本の出版もされている方です。
プロが開発した講座ですから、教材内容の信頼性は十分あると言えます。
たのまなのデメリット
受講料は15,400円と高くもないが安くもないという中程度の価格帯となっています。
そのため、サポート体制は若干弱い内容となっています。
レポート課題が4回分あるのは良いですが、不明点をいつでも質問出来るというような制度は組み込まれておりません。
普段勉強に慣れておらず、沢山質問をしたいという方は注意が必要です。
たのまながおすすめな人
「信頼性のある講座で受講したい」「充実した教材を選びたい」という方におすすめの通信講座です。
メリット | デメリット |
---|---|
教材内容が充実している JTEXと連携して開発したので信頼性が高い 受講料がそれなりに安い(高くはない) | 受講料がそれなりに高い(安くはない) 自分で勉強を進める必要がある サポート体制が若干乏しい |

たのまなはJTEXと連携して開発した通信講座であり、信頼性を重視したい方にはおすすめの通信講座です。
受講料は高くもなく安くもない中程度です。その分、サポート体制が若干乏しい点には注意が必要です。
フォーサイトの第4類乙種危険物取扱者講座

フォーサイトの基本情報
講座名 | 危険物取扱者乙種4類通信講座 |
受講料 | 10,800円 |
キャンペーン その他お得情報 | 無料体験あり 合格特典Amazonギフト券1,000円 |
教材の内容 | 学習教材 ・テキスト3冊 ・問題集3冊 ・模擬試験(1回) eラーニング ManaBun ・講義動画 ・講義音声 ・デジタルテキスト ・確認テスト ・用語集 ・スケジュール 資料・副教材 ・受講ガイド ・合格必勝編(PDF) ・戦略立案編(PDF) |
サポート体制 | 質問箱補足 無料メール質問 3回 |
講座の信頼性 | 教育関係の事業が得意なフォーサイトが運営 会社設立が1993年と長年の実績あり |
フォーサイトの特徴
フォーサイトは教育・学習支援事業に特化した会社です。
スタディングなどと同じように通信教育に特化した講座で、高い品質と安い受講料というコストパフォーマンスに優れた講座です。
会社設立が1993年と比較的長めの実績があります。また、CMを流していたこともあり聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
フォーサイトのメリット
フォーサイトは通信講座に特化しており、コストパフォーマンスに優れた講座です。
効率よく暗記するために紙のテキストを、難解な部分を早く・深く・正確に理解するために講義動画を、スキマ時間に学習するためにeラーニングを取り揃えています。
また、質問制度などのサポート体制もしっかり取り揃えています。
総じて、合格するために必要なものが揃いながらも安い受講料であるというコストパフォーマンスの高さが魅力の講座になっています。
フォーサイトのデメリット
フォーサイトでは「満点主義よりも合格点主義」を掲げており、短い時間で効率的に合格を目指すカリキュラムとなっています。
そのため、勉強する内容としては必要最低限となっており、教材のボリュームも若干心もとないものとなっています。
「資格取得後のことも考えてしっかり勉強したい」という方はユーキャンなどの教材のボリュームを重視した講座の方が適しているでしょう。
フォーサイトがおすすめな人
「短時間の勉強で合格を目指したい」「コスパの高い講座を選びたい」という方におすすめの通信講座です。
メリット | デメリット |
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隙間時間で勉強ができる 短い勉強時間で合格を目指せる 受講料が安い | 自分で勉強を進める必要がある 教材の内容が若干乏しい |

フォーサイトは「満点主義よりも合格点主義」を掲げており、短い勉強時間で合格を目指したい方におすすめの通信講座です。
頻出問題に重点をおいて教材になっていますので、総合的な教材のボリュームが少ない点には注意してください!
講座の選び方

講座の選び方を解説します。
講座を選ぶときには以下の3つのポイントを確認するのがおすすめです。
- 教材の充実度は自分の知識レベルに適しているかで選ぶ
- 受講料は安い方が良い
- 講座の信頼性は口コミや運営会社で判断する
教材の充実度は自分の知識レベルに適しているかで選ぶ
各講座で教材の充実度は異なります。
自分にとってどのくらいの教材が必要なのか?
それは自分の知識レベルによって選ぶのが良いでしょう。
- 勉強が苦手で、物理や化学もそんなに覚えていない人
⇒教材が充実した講座がおすすめ! - 高校や大学を卒業したばかりで、物理や化学がそれなりにわかる人
⇒教材はそこまで充実していなくてもいい、代わりに受講料が安い講座がおすすめ! - 物理や化学はそれなりに分かるが、勉強方法がわからない人
⇒質問制度が充実している講座がおすすめ!
受講料は安い方が良い
受講料も無視できない重要なポイントです。
同じ内容・品質の講座なら受講料が安い方が望ましいです。
受講料が安ければその分余った予算を他のことに回すことで試験に合格する可能性を更に高めることが出来るからです。
例えば、受講料が安い分このような用途に予算を回せます。
- 試験対策用の参考書を購入する
- 新しい机や椅子を購入し、勉強しやすい環境を整える
- 新しいパソコンを購入して、より効率的に試験の情報収集をする
- 試験前日は試験会場近くの良いホテルに泊まり、万全の状態で試験に挑む
このように予算を他に回して有利に試験に臨めますので、
同じ内容なら受講料は安い方が望ましいです。

勉強に対するお金の使い道だけでなく、
家族への感謝の気持ちを表すために食事に行ったりするのも良い使い方です
講座の信頼性は口コミや運営会社で判断する
講座の信頼性も重視しましょう。
ひとくちに信頼性といっても判断するのが難しそうに思えますが、
例えば以下のようなことから総合的に判断すると良いです。
- 公開されている合格実績
- 口コミなど受講生の声
- 講座を運営している会社の規模
他に重要なポイントは?
あとは自分に足りないものを埋めれるような講座を選ぶのが良い選び方です。
- 忙しくて勉強時間がとれない人は『スマホでも受けられて隙間時間に勉強できる講座』
- パソコンやスマホの操作が苦手な人は『テキストが冊子タイプの講座』
- モチベーションの維持が苦手な人は『講師に沢山質問出来る講座』
このように選ぶのが良いでしょう。
危険物取扱者試験の講座に関するよくある質問

危険物取扱者試験の講座に関するよくある質問を紹介します。
講座を受講しようか考えている方は参考にしてくださいね。
- Qおすすめの危険物取扱者試験講座は?
- A
教材の充実度を重視したい人はユーキャンやSATがおすすめです。
受講料の安さを重視したい人はスタディングがおすすめです。
ただし、人によって最適な講座は異なります。様々な観点から比較して自分に最適な講座を選びましょう。
- Q危険物取扱者試験講座とは?
- A
危険物取扱者向けに特化した試験対策講座です。その名の通り、講座を受講することで危険物取扱者試験に合格できる確率を高めることが出来ます。
講座は「オンラインを活用した通信講座をメインとしたもの」や「冊子型の教材をメインとしたもの」などがあります。受講料が高くなってしまいますが、試験について不明点があれば質問できるサポート体制がある講座が多いです。
- Q口コミや評判を比較して講座を選ぶべき?
- A
口コミや評判を比較することは、講座選びで失敗しないためには重要なことです。
但し、口コミや評判は主観的な部分があります。人によって何が最適かは違いますので、口コミや評判だけでなく公式サイトの実際の情報やサンプルなども比較して選びましょう。
危険物取扱者について解説

危険物取扱者とは
危険物取扱者とは、消防法で定められた危険物を取り扱ったり、その取り扱いに立ち会ったりするために必要な国家資格です。
- 危険物の製造・加工・使用・貯蔵・運搬・廃棄などの作業
- 危険物の取り扱いに関する安全管理や教育
- 危険物の取り扱いに関する法令や規則の遵守
- 危険物の取り扱いに関する事故の予防や対策
危険物取扱者には甲種・乙種・丙種の3種類があり、それぞれ取り扱うことのできる危険物の種類や試験の難易度が異なります。
危険物取扱者を取得するメリット
危険物取扱者の資格を取ることで仕事の幅が広がったり、それに伴って収入が上がる可能性があります。
具体的には、次のようなメリットがあります。
- 求人選考で有利になりやすい
- 会社によっては資格手当が支給される
- 自分の自信につながる
このように、危険物取扱者を取得することで複数のメリットを受けられます。
理系社会人なら危険物取扱者はぜひ取得しておきたい国家資格です。
危険物取扱者の年収
危険物取扱者の年収は職種や資格によって異なります。
一般的には、平均年収は500万~600万円程度であることが多いようです 。
一例をあげると、タンクローリーの運転手は化学品などを扱う工場では危険物取扱者の資格が必須なことも多く必然的に年収も高いことが多く、450万~700万円の年収を稼ぐことが可能です。
危険物取扱者試験の難易度
危険物取扱者試験の難易度は以下の通りです。
難易度レベル | 偏差値 | 合格率 | |
---|---|---|---|
甲種危険物取扱者 | 普通(大卒レベル) | 55 | 30~40% |
乙種危険物取扱者(第4類) | 簡単(高卒レベル) | 48 | 30~40% |
乙種危険物取扱者(第4類以外) | 簡単(高卒レベル) | 46 | 60~70% |
丙種危険物取扱者 | 簡単(高校生レベル) | 43 | 45~55% |
消防法で規定されている全ての危険物を扱うことが可能な「甲種危険物取扱者」はその分難易度が高く、逆に限定された危険物しか扱うことが出来ない「丙種危険物取扱者」は難易度が低いです。
扱える危険物の種類と難易度のバランスが良い「乙種危険物取扱者(第4類)」は特に人気の資格となっています。
危険物取扱者試験の合格に必要な勉強時間
危険物取扱者試験の合格に必要な勉強時間は以下の通りです。
受験する種類と場合分け | 勉強時間 |
---|---|
甲種:乙種を4種類合格してから受験する場合 | 60~120時間 |
甲種:理系大学卒業生がいきなり受験する場合 | 100~150時間 |
甲種:乙種を1種類合格し、実務経験を2年以上積んでから受験する場合 | 120~200時間 |
乙4:理系大学卒業生がいきなり受験する場合 | 50~80時間 |
乙4:文系の方がいきなり受験する場合 | 70~100時間 |
一般的には、甲種の合格には60~200時間、乙4の合格には50~100時間の勉強時間が必要とされています。
しかし、実際に必要な勉強時間は受験者の状況によってさまざまです。
まとめ
本記事では危険物取扱者第4類乙種のおすすめ通信講座を紹介しました。
危険物取扱者の中でも第4類乙種となるとそこそこの難易度になります。
資格試験の勉強に慣れていないという方は勉強の仕方がわからないということも多いでしょう。
そのような場合には、まず通信講座を使用して勉強の仕方を学ぶことです。
そこで学んだ勉強の仕方というのは、今後も資格を取得しようという時にきっと役に立つはずです。